しあわせな暇つぶし

慌てず焦らず諦めず

正解ってなんだろう?

ちょこ氏と付き合い始めてまだ数ヶ月の頃に、義実家に招待されました。義姉夫婦とその子供たちも含めたクリスマス会でした。

付き合いたてで、人数の多さも含めて戸惑いましたが、結婚前提だったので『頑張るか!』と思い切ってクリスマス会に参戦したのが始まり。

 

義両親、義姉夫婦たちは皆優しく歓迎してくれて、甥っ子たちも礼儀正しくて良い子。

結婚してからもその優しさは変わらず、嫁いびりなんてものも全くなく、恵まれた環境だなと思っていました。

 

なのに。

会う回数を重ねるたびに、どんどん疲弊していく自分がいました。

 

向こうはどんどん優しく、より親身になってくれているのに、何故かどんどん義家族が苦手になっていくのです。

 

先月、離婚するかしないかの大喧嘩になったのも義実家付き合いの事がきっかけでした。

 

義父が写真館で家族写真を撮りたいと言い出したのです。それも、連絡が来たのは数日前。

しかも『正装にて』との事で、義父は礼服、義母は着物を着ると。義姉たちも似たような格好をすると。

 

私は相応しい服や靴を持っていなかったので、とても困りました。体調も安定していなくて買い物にも出られないのに、服と靴を揃えるため数日以内に急いで出かける事を余儀なくされました。

 

結局全員の都合が合わずその時は延期になったのですが、いつも日時が決定されてから我が家に連絡が回ってくる。それも数日前に。

 

月に一度は何かと理由を付けて義家族全員での食事会が開かれる。高齢の義両親から食べ盛りの甥っ子たちまで食の好みが違う幅広い年齢が集まる中で料理の持ち寄り制度もなかなかツラい。

 

義母、義姉、そして私の誕生日には女子だけが集まってランチに行く。このランチについては私は楽しくて、苦だと思った事はないのですが、

元々私がちょこ氏と結婚する前からやっているイベントだと思いきや、どうやら私が早く義実家付き合いに馴染めるようにと義姉たちが気を遣って始めたと言うのです。

 

それを聞いた途端に楽しかった女子会が苦になりました。

日頃から全員での食事会にはほぼ必ず出席して、食事の準備と片付け、それ以外のコミュニケーションも充分取ってきたつもりです。

 

それなのに、『早く馴染めるように気を遣っていた』と聞いて、私はそこそこ積極的に参加してきたのにまだ馴染んでないと思われてたのかと。

皆が求めている『馴染む』とはどれほどの距離感を指すのか、核家族で一人っ子の私には理解しかねます。

 

義父は『娘が一人増えたと思って接している』とか、義母も『家族になったんだからなんでも言ってね』と言ってくれますが

さすがに血の繋がりもなく、毎日四六時中一緒に過ごしている訳でもない人たちと、一気に本当の両親、姉妹のようにリラックスはできません。

 

できませんが、それなりに、適切な距離感で、仲良くしてもらっているつもりでした。

 

でも義家族たちが求めているのは『もっと馴染んで欲しい』、『これからもこのペースで、もしくはこのペース以上でイベントをするから付いてきて欲しい』、『本当の家族のように早くなって欲しい』。

 

これが私の息苦しさの理由なのだと、最近気付きました。

 

一見、義家族たちにあたたかく迎え入れられているようで、実際は私が早くこの家のやり方に合わせてついて行けるように食らい付いていかなければならない。

まるでまだスタート地点にいると言われたような気がしました。

 

人には各々、距離を縮めるペースがあります。

 

早く縮めたい者同士ならあっという間に縮まるのかもしれませんが、時間が必要な人もいます。

 

私の鬱状態が酷い時期、義実家と少し距離を置いていました。

 

ちょこ氏から義姉にやんわりと家族付き合いが多いのが少し気疲れしてしまうという事や、今の体調では元気な顔が見せられないと言うことを相談してもらいました。

 

返ってきた言葉は『私のママ友や友人たちは皆月に1〜2度の義実家付き合いは一般的にしているよ?そんなに負担?』でした。

 

それこそ人それぞれです…。

義姉やそのママ友たちのように、子供がいれば、必然的に顔を出す回数も話す内容も変わってくるかもしれませんが。

 

義姉の周りがたまたま似たような価値観なだけで、私や私の交友関係や実母の価値観では、今どき毎月毎月食事会なんて疲れるよ、というものです。

 

でもどっちが一般的とかそういう事が言いたいんじゃなくて、それぞれのペースがあると言うだけです。

 

それを自分の周りの価値観が一般的であり正解だと言わんばかりの発言に何だか疲れてしまいました。

 

その後に、私のいない所で『GUMIちゃんは考えが幼くてわがままな所があると思う』と言われていたなんて聞いたら、二年半かけて開いていた心も閉ざしてしまいます。

 

そりゃあ、私の母とそう年齢の変わらない年上の女性からしたら、私の考えはあまりにも幼くてわがままなのかもしれません。

でも、きっとある程度、皆が通ってきた道のはずです。義姉たちにも27歳だった頃があったんだから。

 

延期された写真館での写真撮影を数日後に行うと決まったそうです。

 

ちょこ氏が『いつも急だからGUMIが戸惑うんだよ』と説明しても『なんでよ!たかが写真一枚撮る事くらいでなんでそんなに大事にするの!?』と言われたそうです。

 

たかが写真一枚の為に、体調崩してる時に、出費してまで服や靴を買い揃え、朝から身支度をして、私の事を『考えが幼くてわがまま』だと思っている人たちと精一杯笑顔でいる。

 

とてもストレスが溜まる!!

 

ちょこ氏と話し合った結果、写真館にはちょこ氏一人で行ってもらう事にしました。

 

負担だと思っているのは私だけであって、ちょこ氏にとっては大切な家族との写真です。

私のせいで二人で欠席して、ちょこ氏が家族との思い出を作れないのは申し訳ない。

でも、私はやっと最近体調も情緒も安定してきたところ。

無理して行ってまた廃人になるのはもう嫌です。

 

義家族にはもう色々と思われているだろうし、今更取り繕ってもその印象は変わらないでしょう。

 

自分の気持ちを優先させてもらうことにしました。落ち着いたら記事は削除するかもしれません…。